10年前の私へ‐未来は待っててはくれない‐

いつもは何をどこまで書くか考えてから記事を書いているけれど、今回はこの熱量を昇華させるために書く。

 

twitterなどでは何回か呟いていたけれど、私が生まれて初めて好きになったジャニーズが加藤シゲアキさん。

今もちょいちょい追っているといったら追っているけれど、他のタレントと比べると熱量は少ないから元担って言葉が正しい。

母親が山下智久を追っている時に偶然雑誌で見つけた加藤さんは、何故か雑誌で自分のエッセイなるものを連載していた。

青い独り言のちょうど第一回目をこの目で見た記憶がある。

当時の私はジャニーズっていうのは笑顔を振りまいて、歌って、踊ってな男の人たちって思っていたから、この目で青い独り言を見た時は驚いた。

 

「この人ジャニーズなの??文章書いているよ??」

 

なんて疑問の方が、作品の内容の感想とかよりも勝っていたけれど、彼が紡ぐ独特の言葉遣いや、当時のリアルな心境に触れて、彼の言葉は私の中にストンと落ちていった。

 

「この人は頭が良いんだろうな」

 

なんて予想していて、プロフィール欄には青山学院大学の文字が。

田舎に住む当時幼い私はもちろんそんな固有名詞聞いたことなくて。

母親に聞いてみたら「すごく頭の良い学校だよ」と言われた。

やっぱりこの人は頭が良いらしい。

 

 

これがちょうど10年前の話。

 

 

それから彼を好きになるには時間はそんなにかからなかった。

当時は意識してなかったけれど、顔がとても好みだった。今でもだけど。

カクレカラクリも見た。

当時学校の課外活動で剣道を習っていた私は毎週水曜日は剣道に打ち込んでいて、その後は母親にコンビニ行きたい!って我儘言ってたけれど、その日だけは真っ直ぐ家に帰らなくちゃって意思がものすごく働いていた。

9時からの放送でテレビ欄に加藤成亮って載るけれど絶対に初見じゃ読めないよね。なんて母親と話しながら帰った。

 

 

もうあれから10年が経つ。

 

 

今の担当は2人いて、そのうちの1人が菊池風磨くん。

もともとJr.時代やデビュー時をなんとなく知っていたけれど、「Sexy Zoneだったら菊池くんかな」くらいだった。

それが去年末のMステスーパーライブで5人の中で殊更目立っていた髪色に衝撃を受けて、そこから彼の姿を色々と知って、人柄を知って、歌声を聞いて、好きになった。

ちょっと誤解されやすくて、でも熱くて、ちゃんと背負えるものを背負って、過去をちゃんと受け止めて、メンバーに優しいって言われるくらいには優しくて柔らかい人。

 

そんな彼が2016年夏に放送されるドラマ『時をかける少女』に未来から来た少年ケン・ソゴル役を演じる。(かの有名な未来で待ってての人)

そしてそのドラマにちょうど10年前、私が初めて好きになったジャニーズである加藤シゲアキさんも出演することが決まった。

 

これってすごく時をかけてる。

時かけ感半端ない。

 

ちょうど10年前に生まれて初めて好きになった人と、時を経て出戻った時のきっかけになった人が共演。

とても勝手だけれど運命を感じた。

 

 

10年前の私に教えてあげたい。

加藤さんを好きになって、10年後の好きな人と今好きな人が一緒にドラマ出るんだよ。すごいでしょ?加藤さんを好きになってくれてありがとう。

なんて伝えたい。

 

でも、教えたくないって私もいる。

菊池くんを好きでいる私は現在の私であるんだから、その時に菊池くんを見つけられなかったら残念だけどこんな気持ち味わえないね。

なんて意地悪な私。

 

 

でも幸せなことに私は加藤さんも好きで菊池くんも好きという世界線で生きているから、運命を感じずにはいられない。

ひと夏の一瞬しかない思い出を、彼らが作り出す作品とともに作っていきたい。

 

 

 

 

 

とりあえず、連絡先は交換してね!!

仲良くなれそうな要素が全然見つからないんだけど(笑)

たまに一緒にご飯行くようになってお互いラジオとかでたまに名前が出てくれたら私が嬉しい。

とにかく出版社さんは早急に2人の対談をお願いします!!!

君が求めるものが爛々と輝く世界の中にありますように

twitterでもよく語っているけど、私は結構自担に甘いタイプだし、自分から見て「これは間違ってる」と思わない限り好きな人の考えることやることに関して肯定したいタイプの人間だよなと自己分析している。

そもそも善悪を見極めるという言葉が好きじゃなくて、それぞれバックグラウンドが違うんだから自分自身のものさしでこれは悪だとか決めつけるのってお門違いな気がする。

世間から見て間違ってると言われたとしても、私から見て間違ってはないと思ったら出来る限りは肯定したい。

この考えを気にいらないような人だってもちろんいるけど所詮はただ一人のファンのスタンスだ。人様に迷惑はかけないよう努めるから大目に見てやってほしい。

 

 

そもそもなんでこんなこと思って書いてるんだっけ。あぁ、そうだ。菊池くんの薔薇日々を見たからか。

 

先日の彼の薔薇日々はいつもの彼の記事よりは比較的文章量が多くて。読んでみると今回のツアーラストで言ってた話についてのことなんだけど。

お気楽オタクな私は良い記事だなぁ。強いなぁ。なんて感じていたんだけど、彼の言葉が一定層に対しては敵になりうる可能性だってもちろんあるんだよなぁ。そう考えるのも怖いけど。

味方だってもちろんいるけど、‘‘ファン‘‘が彼の言葉に疑問や憤りを感じてしまったら悲しい。

アイドルとファンがみんながみんな幸せになることって難しいと思いながらその日の夜は寝た。ちなみに起きたら考えたことほぼほぼ忘れてた。

 

 

パリピポを見た。一発めぇぇぇぇぇぇぇ!もなにわ侍も何も手に入れてない私にとっては初めてのライブ映像で見るジャニーズWEST

構成もセトリも照明もきらきらして見えて、でも普段よく見るバラエティ性が垣間見える部分もあって、ジャニーズWESTってこういうアイドルであるという理念を存分に見せつけられた気がした。

 

そんな中で中間さんの「幸せにしてやるよ」って言葉がとても耳に残った。

耳に残ったというよりかは、あの発言は重いというか、目に見えない何かが宿っている気がして、言っちゃえば言霊とかの類なんだろうけど。

たくさんのアイドルがよく言う謂わばお決まり文句が耳に残った理由はいまいち分からないけど、きっとこの人はアイドルが人々に夢をそして希望を与えられると信じてやまないし、それが己に課せられた使命であるなんて信念で今こうして存在していると自分を定義してるのかもしれない。

 

アイドルは人々に夢と幸せを与えるのが仕事だし、アイドルはファンを幸せにしてくれる。

それは好きな人が笑っている姿だったり、他の人と仲良くしている姿だったり、画面を通さずに姿を見れたり、ファンサービスをしてくれたり。

内容は色々あるけど、彼らは何をしたら自分たちを愛してくれる人は喜んでくれるか。これを常に考えながらアイドルとして生きている。

その事実は何物にも代えがたいくらいに尊い。

1に対して何千何万って気が遠くなるような数の愛してくれる人がいる。当たり前のことかもしれないけど、改めて考えてみると現実的ではない事実だ。

とんでもないかもしれないけど、アイドルはきっと自分を愛してくれる人をみんな幸せにしたいって気持ちを持っている。

 

でも、そんなアイドルの幸せってなんなんだろう

私たちファンは会えたりファンサを貰えたりすることを‘‘幸せ‘‘と頭がインプットしてるけど、タレントにとっての幸せが一体何なのかを理解していないかもしれない。

これってとんでもないほど恐ろしいことだ。

もちろん幸せの一つにアイドルとして売れるってことは入ってくるだろうし、それはファンありきのことだからいいかもしれないけど。(いうてファンの中には新規とか古株とかに必要以上に拘ってアイドルが売れることに対して嫌がる人もいるけど)

でも他の幸せは?

彼らにとって何が幸せなのか。彼らを愛しているはずなのにファンが一番分かっていないかもしれない、あるいは心のどこかで分かっているかもしれないけれど、その幸せを認めるのは素直に頷けないのかもしれない。

あんまりにも不条理だ。世界の仕組みは単純そうに見えてやっぱり複雑だ。

あぁー!世界って難しい!!上手いことバランス取ってるかもしれないけど、やり方がずるすぎる!!

 

 

そういえばつい最近まで頭ではそんなことないって考えようとしてるんだけど、心が好きな人に対して「かわいそう」って同情してしまう時が度々あって、そういう時に限って自分の心に素直になってしまって複雑な気持ちになっていた。

でもむしろ私の方がひきずってしまっていたんだなぁということに今さらながら気付かされた。

どんな立ち位置でもパート割でも、眩しいくらいにきらきら輝いていて、かわいそうとか思ってしまっていた自分はすごくいらない心配をしていたんだ。

全てを受け入れて前に進もうとしているんだから、私だって好きな人が受け入れる全てのことを抱きしめていかないと。

すぐに心を切り替えるのは難しいけど、こう思えるだけで半歩くらいは進歩した気がする。自分で言うのもって感じだけど。

さっき菊池くんの薔薇日々の話をして、その中に「かわいそうって思わないでほしい」ってあったけど本当に言っている通りで、同情するよりも、もう過去のことは過去として抱きしめたいし、目に映る今には両手を広げたいし、これから出逢う未来には希望を寄せたいなぁ。

好きな人が過去を受け入れてきらきらと輝くんだから、そんな彼を愛する自分だって過去を受け入れたうえで輝きをこの目に映したい。

 

 

 

結局何を言いたかったんだっけ…。そうだ、思い出した。

頻繁にtwitterで好きな人のことについて考えて勝手に語っているけど、アイドルに2番目に望むこととしては「幸せになってほしい」だ。*1

私がアイドルが好きであることは所詮は趣味であるけど、その趣味のお陰で元気になれたり励まされたり幸せになれる。

君たちは私にとって心のドーピングであり、ビタミンだ。ありがとう、良い薬です。

こんなに幸せになれているんだから、幸せを与えている側の君たちも幸せになってねって彼らについて考えるたびに感じる。

幸せになることって、単純なようでやっぱり難しい。ましてや人々の視線が集まる仕事をしていると尚更。

それでもアイドルという幸せを届ける仕事をしているんだから見返りくらいは彼らに与えてやっても誰も文句は言わないんじゃないかと信じている。

でも、もし…。考えたくないけど、アイドルっていう輝かしい世界の中に自分が幸せになれる要素が落ちていなかったら……。

そうしたら私は彼らにとっての幸せが落ちている世界へ旅立つことを見送りたい。

希望としては眩しいくらいに輝いてはいるけど影が落ちている世界で幸せになってくれたら万々歳だけど、そうじゃない可能性だってもちろんある。

もしもの可能性に入ってしまった場合はアイドルであることを強要したくないなぁ。

色んな事を我慢して、青春時代という貴重な時間を捧げてきた彼らにそれくらいの自由は許してあげたい。

 

ファンがアイドルを縛り付ける一番固い鎖になってしまったら、私はその鎖を断ち切る側に回りたい。

言うほど大層なことはできないけど。

 

世界か世間が私の好きな人にとって優しかったらと願う毎日。

 

 

この考えが気に食わない人だってきっといるけど、好きな人にはやっぱり幸せになってほしいや。

 

 

とりあえずパリピポ見るの楽しかったです。こんなだらだらと自分の考え述べるよりも感想とか書いた方がいいんだろうけど多分書けない。

本当はeasy come!easy go!easy love!の歌詞考察の続きを書くべきなんだろうけど、それはまた今度。

 

 

〈追記〉

人様の考えを見たりして「あぁ~私もそう思う」と思ったのが、私はなぜか昔から何の疑いも持たず純粋に人は誰であろうと幸せと不幸せの数というか割合がほぼ同じになると信じている。

こんな勝手な考えを押し付けるのはおこがましいけど、それはアイドルだってもちろん同じだって思ってるし、辛いことが続いていたとしたらその後は幸せが続いてほしいなぁ。

もしアイドルがアイドルという世界に身を置いた瞬間から「自分は不幸だ」と思って、「もう無理だ」と思った瞬間にアイドルという世界から逃げ出しても絶対に責めたくはない。せめて別の世界で不幸せと同じくらいの幸せを楽しんでほしい。

 

 

 

巷で話題になってる事件で改めて、アイドルは絶対にファンの物ではないんだなぁと感じた。

当たり前のことではあるけどtwitterとかを見てると、なんとなく勘違いしてしまっている人は多いのかなと感じる。

もちろんアイドルというのはファンありきではあるけど。

ファンは一方的にアイドルに愛を送れるけど、アイドルがファンに対して返せる愛っていうのには限りがある。どうして限られてしまうのかというと、多分そうしないとバランスが崩壊してしまうから。

今回の件でその女性も「怖い」って感情もあったんだろうけど、バランスを崩すわけにはいかないとも思ったんじゃないかな。真相は分からないけど。

もちろんファンがアイドルに愛を与えるのなんて自由だし、実際により多くの愛を与えたいと思っている人も数多し。日本のアイドル文化はより多くの愛を与えた者勝ちというか、優越感に浸れるみたいなところはある気がする。形、やり方はどうであれ。(どうであれと言っても法に触れたら言わずもがなアウトに決まってる)

でもやっぱりどう頑張ってもアイドルは自分のものにはなれない。

 

つまりは、アイドルは確かに私たちに癒しと幸せは与えてくれるけど欲望をぶつける対象ではないってことだ。

幸せにしてはくれるけど、願いは叶えてくれることはなかなかない。

うーん、なんて言えばいいんだろう。

とにかく自分のものじゃないんだから思うがままに扱うのは絶対に出来ない。

自分の欲望のためにアイドルに対して「頭を下げろ」という呟きがあったけど、私からしてみればよくもまぁ好きな人に対して自分のエゴのために頭を下げろなんて言えるものだなぁと思ってしまった。

でもよく考えてみるとこれって恐ろしいことじゃないだろうか。

頭を下げろという発言から、アイドルに対するファンの意識というものを考えてみると、ファンなんだから何を言ってもいいし何をしてもいいって思っている可能性が無きにしも非ず。

私からしてみるとこれってすごく怖い。

何がどう怖いか説明はしにくいけど、とりあえず何度も言ってるけどアイドルはモノではない。

彼らの幸せを願うかどうかはひとそれぞれではあるけど、ファンがアイドルの幸せを潰すようなことをしたらもうそれはファンではない気がする。

こんな一端の人間がファンの在り方どうこう語っているのも偉そうかもしれない。

それでも私は彼らの幸せを願っている。

 

君たちを愛してくれるはずの人々のエゴによってどうか幸せが奪われませんように。

 

 

 

ポポロのシンメ特集見ました。

私から言わせれば一言「頼むから幸せになってくれ」

*1:ちなみに1番目は理解したいまたは知りたい

初めての恋は星に彩られたファンタジー‐Easy come!Easy go!Easy love!歌詞考察‐

welcome to sexy zoneの楽曲でどれが一番好き?と聞かれたら好きな曲ばっかりで、「収録曲どれも良すぎて答えられない」って答えるけど、どれを一番聴いてる?と聞かれたら「Easy come! Easy go! Easy love!」って答える。

表題曲24-7~僕らのストーリー~も、映画「黒崎くん」主題歌make my dayも、好きなのはたくさんあるけど、一番聴いているのは間違くなくeasy come! easy go! easy love!だと思う。

メロディラインが好きなのももちろんだけど、なにより何も考えなくてもすっと耳を通っていく、所謂意味が分からない歌詞が聴いていて気持ち良い。

でも聴いているうちにもしかしてという考えが出てきた。

 

どうもこの3曲、置かれているシチュエーションが似ている気がする。

 

 ストーリーになっていなかったとしてもeasy come! easy go! easy love!は今回のアルバムで一番ユニークな歌詞だから深読みしてみたらおもしろい事実が判明するんじゃないかなと考えている。

 

ということで、今回はeasy come! easy go! easy love!(以下、easy comeと略す)の歌詞の意味を考えてみる。

歌詞はこのサイトから

http://j-lyric.net/artist/a055cda/l03999a.html

 

 

歌詞の意味を考察するその前に作詞家の情報を。

セクゾ界隈ではお馴染みの三浦徳子さん。

中島さんと同じ明治学院大学出身。

あの松田聖子青い珊瑚礁郷ひろみのお嫁サンバはこの方が作詞している。

他にも数々のヒット曲を生み出している。

個人的な趣味で言うと、デジモンアドベンチャーのEDであるI wishの作詞もしている。

ミミちゃんが劇中で歌うシーンいいよな。私好きだよ。おっと、脱線。

とにかくすごいお方。光GENJIの作詞もしてるしね。

ちなみにセクゾは9曲も提供してもらっている。ありがとうございます。

トンチキみ溢れるあの「Sexy Summerに雪が降る」もこのお方。

こんな感じでセクゾはとってもお世話になってるし、ファンは足を向けて寝れない。

 

 

 

それでは歌詞を考察していく。

 

酸いも甘いも噛み分けた大人の男がいいでしょう!きっと

まだまだだけど迫りたい ゆくゆくそうですゴージャスlife 

 ‘‘酸いも甘いも嚙み分ける‘‘

すっぱい味も甘い味も味わって分け、良さも悪さも知ることから、人生経験を知り世の中の裏表を知り尽くしているということわざ。

酸いも甘いも嚙み分けた大人の男というのは、つまり人生経験を積んで色んなことを学習した大人の人。

その次の‘‘まだまだだけど(~に)迫りたい‘‘は、カッコ内の主語がない。

セオリー通りに考えると主語は「大人の男」。

まだまだだけどから伺えるように大人の男にはまだなれない子供がこの曲の主人公であることが分かる。

‘‘ゆくゆく‘‘はもともと‘‘行く行くは‘‘で意味は「いずれは、将来的には」などの意味。

その後のゴージャスlifeで少し悩んだけど、ゴージャスは普段よく使われる「ぜいたく、華やか」で、華やかな生活。

この‘‘華やかな生活‘‘が今回の曲における目指すべきゴールじゃないかなと思う。

じゃあこの‘‘華やかな生活‘‘って?

曲の主人公には好きな人がいる。でも好きな人は子供じみた自分よりも大人の男の方が良い。それなら自分が大人の男になって、君と結ばれて素敵な毎日にしようじゃないか。これがゴージャスlifeつまり華やかな生活。

 

朝も昼も夜もぎゅっと 抱きしめていたいハイテンション

空が回り始めているみたい シュールさ! 

 ハイテンションは高電圧の電流を流す電線や、同タイトルのホラー映画があるけど、普段一般的に使われる。気分が高揚した状態。

ここも主語が欠落しているように思われる。

‘‘朝も昼も夜もぎゅっと(君を)抱きしめていたい‘‘

この方がしっくりくる。

空が回り始めているみたいという歌詞はなんとも現実的ではない表現。

じゃあどういう意味なのか。

これは直前の「朝も昼も夜も」のことを表現しているのではないか。

朝も昼も夜も君をぎゅっと抱きしめていたい。四六時中抱きしめて朝昼夜がどんどん移り変わる、つまり空が回っているように見えてくる。

マンガなどの古典的方法で、朝昼夜が円を描くように変わる技法に似せた言葉の選び方のような気がする。

シュールは日常生活でもよく使われているが、「非現実的な」など、現実を超越しているなどの意味。

それにしても歌詞にシュールなんて言葉が入るのってなかなか珍しいと思う。ここらへんにセクゾのトンチキっぷりが伺える。

君を抱きしめるのが嬉しくて、朝も昼も分からなくなるくらい時間を忘れて、空が回るように見えて現実じゃないみたい!

そんな気持ちが込められているのかもしれない。

余談だけど、ここの菊池くんの歌い方めっちゃ好き。

 

そうさEasy come,Easy go,Easy love! さあ 君もおいで

シュルシュル シャカシャカ  キラキラ ユラメク 花火のようだね!

 そもそもタイトルにもある‘‘Easy come!Easy go!Easy love!ってどんな意味なんだろう。

easyには「容易な、かんたんな」など様々な意味があるが、その中に「気楽な」がある。

「気楽に来てよ、気楽に行こうよ、気楽に愛しちゃおう」

曲の全体的な雰囲気にこのフレーズはとても合っている気がする。

そして‘‘君もおいで‘‘と続く。

この曲の主人公である彼が、そんなに深く考えずに君も思うままに愛してくれると嬉しいななんて考えているのかもしれない。

その次にはなんと突然くる擬音語パレード。初めて聞いた時にはさすがに驚いた。

擬音語の後にすぐ‘‘花火のようだね‘‘とあるから、花火の音じゃないかと考えられる。

シュルシュル→花火が打ち上げられてっぺんに到達するまでの音。

シャカシャカ→一番の大きい音が鳴った直後に聞こえる火薬の破裂音。

キラキラ→燃え上がる火薬つまり花火の姿。

擬音語は分かったとして、何が花火のようなんだろう。

色々と考えてみたけど、やっぱり曲の一番のテーマである「恋」なんじゃないかと思う。

上がることもあるし、下がることもあるし、でも頂上では光る花を咲かす。

そんな花火を恋に例えているのではと考えたい。

 

光る cherry pie,apple pie,lemon pie 初めての恋さ

パクパクサクサクドキドキ 食べちゃえ!最初のキスだよ! 

 光るは直後にフルーツパイがきているところから、つや出しされているパイを光っていることを指している。

そこから、光り輝いて見える大好きな彼女のことを指しているのではないだろうか。

残念ながら私はアップルパイしか食べたことないけど、チェリーは甘酸っぱく、レモンは酸っぱい。そして甘いリンゴ。甘くて、甘酸っぱくて、酸っぱい。これはまさに初めての恋。

そしてまたもや擬音語のパレード。

パクパク→食べる際に使われる音。

サクサク→パイ生地を食べる時の食感を表す音。

ドキドキ→緊張などで心臓の心拍数がより大きく聞こえることを表す。

ドキドキに関しては初めての恋の最初のキスに多少の緊張が入っていることを表現しているのかもしれない。

そして最初のキスだよの前に‘‘食べちゃえ!‘‘とある。(何を)食べるのか。きっとキスではないだろうか。

甘くて、甘酸っぱくて、酸っぱい。フルーツパイみたいな最初のキス。

最初の恋っていう、どこか尊いなんて感情もあるかもしれないけど、せっかくなんだからと味わってしまいたいのかもしれない。

 

 

 

 

 

1番の歌詞を見てなんだかんだ可愛らしい初恋だなと感じた。

こんなにかわいい恋をしたことがないから、想像は出来ないけど、主人公である男の子はかなり必死なんだなーというイメージ。

こんなに恋を楽しんで必死になれる男の子も珍しいなぁと思いながら文字を打っていたけど、こんな歌詞はSexy Zoneだからこそ何も考えずとも耳に入るのかもしれないなと考えていた。

 

2番以降の歌詞の考察もしようと思ったけど、結構1番の歌詞も出てくるしだから、反応があるか気が向いたら書いてみようと思います。

あ、でもこのエントリーのタイトル2番以降の歌詞を見て決めたタイトルだからいずれ書かないとだ(笑)

 

最後になったけどSexy ZoneのみなさんVS嵐出演おめでとう~!!

あと中島さん入所丸8年!クレイジーで優しくてブルーアイズホワイトドラゴンが恋人でファンを大事にしてくれる中島さんにとって、これからも後悔のないようにアイドルをやっていけたら幸いです。

春風のいたずらで恋が回り始めた‐これからステマをしたい方向け‐

matome.naver.jp

 

想像以上にMステの金髪神山くんの印象が世間的に良かったらしい。

ファンにとってはとっても嬉しい出来事。もちろん嬉しい。

ここから入口になって神山くんのことを好きになってくれる方が増えたら素敵だなぁと金曜日の夜に考えていた。

それから2日、私は思った。

「待てよ、入口になったとしてそこからどのようなルートを辿れば愛されるんだ?」

なぜそう思ったのかは彼の魅力を存分に語っている素敵なブログを読んだから。

本当に素敵な記事だったからぜひとも読んでほしい。

私は足元にも及ばないような新規だけど、でもだからこそ新規が出来ることもあるのかもしれない。そうだ。新規の私がどんなルートで彼を好きになったかの記録を残しておけば、これからステマをしようとしている人の手助けになるのかもしれない。

ということで、前にも書いた気がしなくもないけどどうして神山くんを好きになったかをだらだらと書き連ねていく。

 

 

その前に軽く自分のことを。

去年のクリスマスくらいに突如目が覚めてしまった。出戻りジャニオタ。

ジャニーズWESTは2013~2014のカウコンで知る。(そういえばキンキさんが関西出身なん?応援しとるよ~みたいなこと言ってたなぁくらい)

神山くんの存在は1月に知る。1月に知ったくせにもう月末には坂を転がり始めた。

現在もなお坂を転がり中。終わりが見えない。助けてとは思わないから大丈夫だと信じたい。

コンサートは行ってない。今のところWESTに関してはお茶の間。

舞台は行きたい。(チケット

ちなみにジャニオタの歴としてはそこそこだけど関西はほとんど見てなかったので関西事情はほぼ知らなかった。7WESTは名前だけ知ってたけどメンバーは曖昧。

今まで好きになったジャニーズタレントと比較すると自分の中で彼は少し異質な存在。

とりあえず神山くんを好きになってから毎日楽しい。

 

 

  • はじまり

年末のMステやカウントダウンで久しぶりにジャニーズのキラキラっぷりに圧倒された私はセクゾ目当てで1月6日放送の少年クラブを録画しておいた。

放送時の私は菊池くんが「Fake」をやることに頭がいっぱいで、他の部分はどっちかと言うと記憶が曖昧なまま編集作業をしていた。

「あ、そういえばズンドコパラダイスって曲の間奏部分好きかも」という楽曲が嫌いじゃないという理由で奇跡的に歌の部分を残しておく。(世界昔ばなしは消してしまっていた今さら後悔)

最初はセクゾの部分しか見てなかったけど、数日経ってから他の部分も見てみようとなった。

これが運命の分かれ道だったのだ。後にどうなるかも知らず。

ちなみに私の運命を大いに変えたのがこれ。

youtu.be

ぼーっと見てたらズンドコパラダイスの間奏部で見つけてしまった。

あの緑の人ダンスめちゃんこお上手では??

ダンスの上手い下手とか感覚的にしか分からないし、今までダンスが上手い人はあまり好きにならなかったけど、何故か神山くんのダンスは私の目に止まった。

わずか20秒という短い時間だったけど、彼のアクロバット・足捌き・手の動かし方、全部に魅せられた。

と言ってもその時点ではそこまでだった。

なんでかって言うと、その時の印象にマイナスな要素があったから。

「神山さんダンス上手い…。んー、でも髪型好みじゃないしチャラチャラしてそう」

こんなこと思ってた自分を殴りたいよ……。あと3か月くらいはあの時の自分を許さない。今はあの髪形すっごいSUKI…。黒髪最高。結果的に坂を転がり始めるのはもう少し先の話になる。

 

数日経ったあと、重岡くんが出演したVS嵐を見た。

重岡くんはデビュー前から友達が熱心に応援していたのでなんとなく名前くらいは知っていたので、見てみようかなという軽い気持ちで見た。

そして重岡くんが出演したVS嵐を視聴。

「重岡くんこんな人なんだ~へ~。じゃあ彼いないけど録画しておいた少クラまた見よっかな~」

そして2回目の視聴。そこでも思った。

「ていうかやっぱりあの人ダンス上手すぎだな!?」

やっぱりズンドコパラダイスの神山くんは何度見ても素敵だった。

というかもう7割くらいは心を奪われていた気がする。

でもよく分からないプライドが邪魔して「いや、でも…」みたいなことをぶつぶつ言ってた。往生際が悪いな自分。

そしてある事実が入口となった。

 比較的好きになるジャニタレは背が高めの人だったけど、今回は(メンバーと比べると)小さい神山くんのサイズ感に胸をときめかせてしまった。

小さい人はかわいい。周りが大きいと埋もれてしまう感じや、サイズ感がとてもかわいく感じてしまって心が奪われる。

 

そんなこんなでこの時点で彼に7割くらいは心を奪われてしまっていた。

ここから坂を転がり落ちるのであった。

 

 

  • アンダルシアならぬ神山くんに憧れて

そのままのテンションでじゃあカウコンでも見ようかな~となった。

ここから坂を転がり落ちる。

まずは『ええじゃないか』。「あ~、客席煽ってるんだ~。かわいいなぁ。帽子被ってるんだね~」。ここまでは良かった。まだ「うん、この人好きかも」くらいだった。

問題はその後の年越し直後のシャッフルメドレーで起こった。

youtu.be

「え!?アンダルシア選抜!!??」

びっくりした。それはもう、とっても。

ダンスお上手なんだろうな~とは思ってたけど、アンダルシア選抜っていう神聖すぎる空間に身を置く彼にとてつもなく魅力を感じた。

すごい…この人すごい…やばい…。語彙力もなく独り言を呟いていた。あまりの衝撃のその後のことはあまり覚えてない。

 胸のときめくままにパソコンを立ち上げてグーグル大先生に彼はどんな人物か聞いてみる。その結果、「もう愛するしかないじゃん」と呟かざるを得なかった。

 

お世話好きなのか~、オカンキャラ…うんうんかわいいねぇ。家族いっぱいいるのか…大変なんだろうな。私には弟一人でそれだけでたまに大変だなと思うことがあるのにそんなに囲まれていたら色々と苦労するよなぁ。でも表では全然そんな風に見えないからすごい。きっと良いお兄ちゃんだし、弟なんだろうなぁ。猫もいるんだね、かわいい。おしゃれさんなのか。そうだよね、この前髪の毛赤かったもんね。私は髪の毛染めたことないから未知の世界だ~。重岡くんと昔シンメだったんだね、めっちゃロマン感じる!演技も歌も上手なんだね、すごい人だな~。

(ここまで一息)

 

ダンスも出来て歌も上手で演技にも定評があるってのを知った時に、メンバー構成の変遷を思い出した。

重岡くんがVS嵐に出る前に、重岡くんについて調べていたときに目に止まったメンバー変遷の話。

そういえば「僕たちデビューしまーす!!」と声高らかに宣伝していた時は、ステージ上に3人と見学席でたった今書かれましたという用紙を持った1人だけだった。

当時の私は現実に追われてその後の彼らの動向は追えなかった。

もちろん、あそこに神山くんがいないって知ったのはだいぶあとのことであって。

そのことがふっと頭に浮かんで、「なんでこんなにもすごい人が一時的ではあるけど選ばれなかったんだろう」って考えて悲しくなった。

地球は丸いかもしれないけど、世界は優しくないなぁ。

今こうして「神山くんすごい!好き!」って言える世界線にいて本当によかったと大きく息を吐いた。そして決めた。

この人のこと愛そう。

かわいそうとは思ったけど、愛そうって気持ちに同情の念は無かった。

「この人をこれから愛したら絶対自分に良いことある。あと、たった一人かもしれないけど応援しようって人が増えて彼の活力になればいいな」

こんな気持ちでいっぱいだった。

 

 

とまぁ、こんな感じで坂を転がり落ち始めましたとさ。

とりあえず、「神山くん気になる!」って人にはカウコンのアンダルシアの部分と、1月6日放送の少クラ見せれば、「え、この人こんなにスキル高いの?」みたいな感じで好印象を与えられる気がします。

周りにそういう方がいたらぜひ。

 

 

 

  • 好きなところ

好きなところというか、私はこんなのを見て知ってもっと好きになりましたというのを挙げていく。(つもり)

 

youtu.be

このコーナーはいつも本気っぷりがすごい。

一番最初に見たのはとにかく突っ込むポジション(特に役はなし)で「なんだこの人」と思ったけど。

「え!こんなこともするんだ~!」と驚き。あと女性配役率が高い。そういうポジション大事。

 

 

youtu.be

これを投稿してくれた人本当にありがとうございます。

感謝してもしきれない。

とにかく好き、SUKI、大好き、愛してる、最高。

みんなから愛されてるんだな~と見ているこっちもほわほわする。

みんな口々に「世話になってるから~」みたいなこと言うけど本人は全く苦にしてない雰囲気しか感じないし、少し恥ずかしがってるのがまた人間味があって好き。

みんな神山くんって一人を挙げているのもいいんだけど、彼だけ「メンバー」って一人に絞り切れなかったのがまた素敵。「この人は本当に優しくて柔らかい人なんだな~」っていうのがとっても分かる動画。

それと最後の方になると集中力切らしている藤井流星を観察するのも一つの楽しみ。

 

 

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勝利くんも言ってるけど「優しすぎる」。

「4回…」って多分それは無理だろうなって、ダメ元で切り出したのにあっさりOK出すあたり。…末恐ろしい…好き。一緒にモノマネもしてくれるよ!

一発で決めてしまうあたり器用さが伺える。

関係無いけど重岡くんのふみきゅんモノマネはびっくりするくらいにはひどかったよ!

 

 

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やっぱりこれは聴くべき。

歌が上手いのを知ったのはいつからか忘れたけど、知らない時から聴いていて素敵な声だな~と感じていた。

なんというか彼は歌声で勝負するタイプというよりかは持っている技術で勝負するタイプな気がする。

少年らしさを残した声は声色を変えて1曲1曲に対応している。

歌に対しての意識の高さに驚いた。

 

 

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すごく個人的な趣味。

NEWSが歌っていたときから大好きな曲で、それをまた彼らなりのやり方で魅せているのが見ていておもしろい。

元NEWS担や今もNEWS担の人にとっては入っていきやすのではないかな~なんて。

好きな人がSHOCK ME歌っていて、且つその動画が残っている世界って素晴らしい!

 

 

youtu.be

クロバットは全然分からないけど、くるくる回ったりジャンプしたりしている姿が楽しそうだな~と思う動画。

34秒あたりの神山くんに心を奪われるのが定期。

 

 

あとは家にあった彼が映っている数少ない映像の一つとして「ジャニーズ東西歌合戦2010」の神山くんがとってもかわいい。

当時高校生くらいでちょっとつんけんしてた時かな。

バックダンサーに徹してたけど、Venusの時に滝ツバの後ろで重岡くんと踊ってるのが上手く言葉に出来ないけど良かった。

 

それとゼウス!

3回ある大縄跳びで全部端っこで飛んでて、途中から見てるこっちも「辛くないのかな…」と思って、後々レポ読んでもやっぱり辛そうで…。

でも、自分に負けない!って強い意志の元で一生懸命にやる姿がかっこよかったな~。

もう録画したの消しちゃったけどね。

 

他にも良い動画はあるだろうけど、とりあえずこれらを見てもっと好きになりました。

かなりおすすめできると思います。

 

 

  • 番外編

「この人好きだ~」って時から思ってたんだけど、神山くんからとてもウサギみを感じるのだけどどうだろうか。

前歯の辺りが特に!かわいい、ウサギみたい!小さくて丸いしね!!

にんじんをあげたいな~と前のエントリーでも書いたことあるけど未だににんじんあげたいと思う時がある。

たまに画像で一人で遊んでたりもするよ!

 

 

 

botをある日見てたら「神ちゃんは青春時代の全てをダンスとかに捧げた」(おぼろげ)みたいなの見て、なんとも言えない気持ちになった。

どうしてそこまで出来たんだろう。言い訳して目を逸らすことだって出来ただろうに、逃げずに人生で一瞬しかない大切な時間を魅せるために使った彼はすごい。

だからなんていうか、今言うのもあれだけど夢を掴めてよかったね。

その後も衣装の若干の違いとか生まれそうになった話を知ったりして、「世界は私の好きな人に対しても優しくないのか」と思ったりもした。

でも今回のМステでの反応を見て「世界は優しくなくとも世間は意外と優しいのかもしれない」なんて感じた。

世界と世間のどっちかが好きな人に優しくなかったとしても、その優しくない方じゃない方が優しかったらいいなぁ。

 

 

  • おわり

なんで好きになったか、何を踏まえてもっと知りたいとなったのかをつらつらと書いてきたけど、参考になるのかなこれ……。

入口っていうのは本当に様々だと思うし、そこからどうなるかはその人次第ではあるけど、「神山くん気になる!」ってなったことに後悔することはまずないと思う。

今回のМステが入口になってもっと彼の素晴らしさが認知されればいいな~。

それと同時に私もまだまだ新規だし、色んなことを知っていけたらいいな~なんて。

とりあえず舞台行きたいです。

 

これからステマしようと思ってる人の参考に少しでもなればこれ幸いです!

 

ちなみに一番最初に載せたNAVERまとめにまさかの自分の呟きが掲載されていて驚き。(笑)

まだまだだけど迫りたい‐君は一番リアルでファンタスティック‐

tearainss11.hatenablog.com

 

神山くんを好きになってしまったかもしれないという記事を投稿してから早2ヶ月あまり。

この2ヶ月間でさらに坂を転がり落ちてしまった。

そして神山担って名乗れる精神が付いてしまった気がする。

あまり担当って言葉は普段から使うタイプじゃないけど、この気持ちを表すには担当って言葉が一番しっくりくる。

 

一番の理由としてはジャニーズショップ名古屋店で彼の写真を買ってしまったこと。

いや、でもあれは入って一番最初に目につくところにWESTの写真があるのもいけない。

買った時はあまりそう思わなかったけど、後になってから「あ、私はもう戻れないんだ」と気付いた。

もう子供とは言いづらい年齢になって、買おう!と明確な意思を持たずに瞬間的に「これ欲しい」と思って彼の映った写真を3枚買った*1時にはもう遅かったみたい。何も言えねぇ。いや、言えるけど。

出戻りジャニオタのきっかけになった菊池風磨くんが写る写真と共に真っ黄色の袋に入れられた彼の写真はとてもかっこよかった。

そういえば購入した菊池くんのお写真は全部「かわいい!」って言ってしまう感じのものだったけど、購入した神山くんのお写真は全部「かっこいい!」って言ってしまう感じのものだったなぁ。この違いおもしろい。

 

神山くんを好きになったことに関しては全く異議なし!なんだけど、それでも未だに違和感は残っていて「私どうしてこの人のこと好きになったんだろう」とは思う。

はっきり言うと、人生こんなはずじゃなかったのベスト5の中には間違いなく食い込んでくると思う。

 

というのも私にとってジャニーズっていうのは、現実逃避の手段であって夢物語の延長線上に存在する人たちなわけで、そのジャニーズがたまたま3次元に存在する人物たちだったってだけだと思ってる。

3次元に存在するからたまたまコンサートに行って姿を見れるだけだし、存在するからたまたま写真が売られてるだけであって、その人たちを今さら現実問題にしてファンサがもらえなくて辛いとか、本気で恋して叶わないから辛いとかは全く考えない。

手越祐也じゃないけど彼らは生きるファンタジーだから、普通に生きてテレビに出てラジオでお話しして雑誌に写って、それだけで私の仮想空間は満たされる。

だからこそなのか、私が今まで好きになったタレントはどこか現実とは少し離れている人ばかりだった気がする。

顔面偏差値が高かったり、有名大学に通っていたり、スタイルがよかったり、左利きだったり。(改めて羅列してみるとこれだけでファンタジー感じてしまう私もどうなのかな)

それと比べると神山くんって現実に近しい人だなと思う。

言っても、歌もうまいし、ダンスも上手い。十分現実離れはしてる。

それでも、圧倒的ビジュアルとは言えないだろうし、学歴がとてつもなく高いってわけでもないし、スタイルが抜群に良いってわけでもないし、左利きでもない。

神山くんが左利きだったらよかったなと、最初の方は思った。

そうしたら彼もまたおとぎ話の中に実在する人物として何の疑問も無く愛せたんだろうな。でも今はそんなことどうだっていい。だって好きだから。

 

じゃあ、なんで彼を好きになったんだろう。心のどこかに疑問を感じながらも。

そこでリア恋枠って言葉がふと頭に浮かんだ。

つまらないなと言われるくらいに恋愛経験の無い私だけど、中学3年になって好きな人が出来た。

彼の最初の印象ってどっちかと言うとマイナスだった気がする。

猫背でどこかふらついてて、名前見たときかわいい名前だな~って思ってたら男の子で「これじゃ友達になれない!」って思ったからスタートは良くなかった。

好きになったきっかけは…長くなるから省くとして、好きだって思えた理由の一つとして、身長がそんなに高くなくて周りから愛されやすくて少し頭が良くなくてなにより優しかったから。

結局付き合うことはなかったけど素敵な恋は出来たかなって満足感はある。(当時たったの15歳だったけど)

 

私の好きだった彼と今私が好きな彼はどことなく似ている気がする。

メンバーと比べると小さくて、頭はあまり良くなくて、でも愛されやすくて優しい。

しかも神山くんの第一印象ってどっちかと言うとマイナスだった。

あの時の恋ととっても似ている。

今までで一番現実的な、おとぎ話上での恋だからこんなにも違和感を感じていたんだ。

やっと疑問が解けた。

 

でも、一番現実的といってもこれはリアルな恋ではない。これははっきり言える。

叶わない恋をしてしまって辛いなんて考えたこともないし、テレビに映ってラジオでお話しして雑誌に写ってくれるだけで私の仮想空間及び心は満たされる。

すっごく現実と似てるけど、やっぱりジャニーズは私の中においてはおとぎ話だった。

これでいい。

神山くんは今までの登場人物で一番リアルな人だけど、結局はファンタジーだ。

でもそれで私の心は満たされるから十分。

これからも好きでいさせてね。

 

 

ここまで神山くんは今までで一番リアルな人だと思ったけど、彼にもファンタスティックな部分はあった。

もう彼の特徴っていっても過言じゃない髪色。

認識した時は黒髪だったから何も思わなかったけど、よく考えたらころころ髪色変えるし、しかも茶色とかそういうありきたりな色だけじゃなくて、青とか赤とか現実離れした色もある。

ここで気付いたけど、それはファンタジーだ。

しかも私が今まで好きになったジャニーズはそこまで髪色を冒険する人はほぼいない(菊池くんは冒険する方かな)から、余計にファンタスティック。

人生で一回も染髪したことのない私からしたら染髪っていうのはおとぎ話なわけであって、ころころと色を変える神山くんは十分現実離れしていた。

 

 

 

 

こんな感じで疑問を覚えながらも同じ意思のもとで自分とは正反対の行動をする人を好きになってしまったんだから世界はおもしろい。

 

神山くんは今までで一番リアルでファンタスティックな存在でした。

新規とも言えないくらいの新規ですがこれからよろしくお願いします。

 

 

久しぶりに感情のままに語って少し気恥ずかしい…(笑)

羞恥心が勝ったら消す。

 

 

 

※ちなみにタイトルはセクゾのEasy come!Easy go!Easy love!から。

 タイトル通りまだまだ(好きになったばかり)だけど(魅力に)迫りたいです。

*1:何故かあと1枚はバリハピのウエディング姿の小瀧くんの写真を購入しました。すごく個人的な趣味。