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海の向こうのあなたへ

今回はジャニーズの話ではない。

 

 

私には好きな人がいる。

好きっていっても、恋愛的な意味じゃないし、その人は既婚者で奥さんもいるし、子供もいる。

ジャニーズのタレントに対する好きとかそういうのと多分同じ。

でも彼はアイドルとは全く違うベクトルの人だし、ビジュアルも万人がかっこいいというものでもないと思う。

好きになったきっかけも「とりあえず誰かを好きになろう」なんてミーハーみたいなものだった。

 

でも、彼の笑顔だったり、人間性だったり、言葉だったり。

見ているうちに彼の全てを愛するようになっていた。

彼が笑えば私だって嬉しいし、悔しければ私も悔しかった。

 

そんな彼が、夢を追って海を渡った。

夢を追いたいと言った彼の言葉を聞いた時は泣いた。

(いつだか河合さんが風呂で泣くと温度が分からなくなるって言ってたけど、あながち間違っていない)

それから1週間くらいは、急にぶわっと泣きだしたり、とことん悲しみに暮れていた。

大好きな人が海を渡ってしまう。いつ帰って来るか分からない。

そう考えるだけで、絶望感に駆られた。

 

海を渡るころには、素直に「おめでとう」と言うことができたけど、

その後の彼の情報にはどうしても目を背けたくなっている自分がいた。

こんなにも好きなはずなのに。

 

そんななか数日前、たまたま彼の様子を放送する番組を見た。

なぜかその時は見てみようという気持ちになったからだ。

新天地にいる彼は、少しだけ日焼けていて、「あぁ、実は色白なのになぁ。もったいない」なんてことを考えていた。

そこで、彼は日本人からインタビューされる場面があった。

詳しくは言えないけど、内容はこんな感じ。

「こっち(新天地)の文化では称賛されることだけど、日本ではあまり称賛されないようなことをやるか?」

この質問に彼は「やる」と答えていた。

 

絶望した。

あぁ、彼はもう変わってしまっている。こうして私の知っている彼は少しずついなくなっていくんだ。

大事にしていた日本にいたころの彼を思うがあまりこんなことを考えていた。

でも、すぐに考えは改まった。

彼の回答には「仲間のためなら」という言葉がついていた。

仲間思いな彼らしいなと思った。

そうだ、彼は彼だ。これからも少しずつ変わっていくけど、自分の信念は曲げない彼のことをきっと私はまた好きになっていくんだ。

仲間のためなら今までの概念を捨ててでもという彼は相変わらず私の大好きな彼で。

でも、少し変わってしまって。

そんな彼でも彼だし、それが私の大好きな彼だ。

仲間のためならと言う彼が急に愛おしくなった。

 

きっとこれからも日に焼けるし、あっちの食べ物食べて太るだろうし、外国語だってそこそこに話せるかもしれない。

それでも、根本的なものは変わらないし、また少しずつ変わっていく部分も全て彼を構成するものだ。

 

これからも変わらずに愛したい。

とりあえずまずは、きっと泣いてしまうと思って見れなかった、彼の様子が流される未視聴の録画から見ていこう。

 

念のため、その時の呟きを載せておく。