初めての恋は星に彩られたファンタジー‐Easy come!Easy go!Easy love!歌詞考察‐

welcome to sexy zoneの楽曲でどれが一番好き?と聞かれたら好きな曲ばっかりで、「収録曲どれも良すぎて答えられない」って答えるけど、どれを一番聴いてる?と聞かれたら「Easy come! Easy go! Easy love!」って答える。

表題曲24-7~僕らのストーリー~も、映画「黒崎くん」主題歌make my dayも、好きなのはたくさんあるけど、一番聴いているのは間違くなくeasy come! easy go! easy love!だと思う。

メロディラインが好きなのももちろんだけど、なにより何も考えなくてもすっと耳を通っていく、所謂意味が分からない歌詞が聴いていて気持ち良い。

でも聴いているうちにもしかしてという考えが出てきた。

 

どうもこの3曲、置かれているシチュエーションが似ている気がする。

 

 ストーリーになっていなかったとしてもeasy come! easy go! easy love!は今回のアルバムで一番ユニークな歌詞だから深読みしてみたらおもしろい事実が判明するんじゃないかなと考えている。

 

ということで、今回はeasy come! easy go! easy love!(以下、easy comeと略す)の歌詞の意味を考えてみる。

歌詞はこのサイトから

http://j-lyric.net/artist/a055cda/l03999a.html

 

 

歌詞の意味を考察するその前に作詞家の情報を。

セクゾ界隈ではお馴染みの三浦徳子さん。

中島さんと同じ明治学院大学出身。

あの松田聖子青い珊瑚礁郷ひろみのお嫁サンバはこの方が作詞している。

他にも数々のヒット曲を生み出している。

個人的な趣味で言うと、デジモンアドベンチャーのEDであるI wishの作詞もしている。

ミミちゃんが劇中で歌うシーンいいよな。私好きだよ。おっと、脱線。

とにかくすごいお方。光GENJIの作詞もしてるしね。

ちなみにセクゾは9曲も提供してもらっている。ありがとうございます。

トンチキみ溢れるあの「Sexy Summerに雪が降る」もこのお方。

こんな感じでセクゾはとってもお世話になってるし、ファンは足を向けて寝れない。

 

 

 

それでは歌詞を考察していく。

 

酸いも甘いも噛み分けた大人の男がいいでしょう!きっと

まだまだだけど迫りたい ゆくゆくそうですゴージャスlife 

 ‘‘酸いも甘いも嚙み分ける‘‘

すっぱい味も甘い味も味わって分け、良さも悪さも知ることから、人生経験を知り世の中の裏表を知り尽くしているということわざ。

酸いも甘いも嚙み分けた大人の男というのは、つまり人生経験を積んで色んなことを学習した大人の人。

その次の‘‘まだまだだけど(~に)迫りたい‘‘は、カッコ内の主語がない。

セオリー通りに考えると主語は「大人の男」。

まだまだだけどから伺えるように大人の男にはまだなれない子供がこの曲の主人公であることが分かる。

‘‘ゆくゆく‘‘はもともと‘‘行く行くは‘‘で意味は「いずれは、将来的には」などの意味。

その後のゴージャスlifeで少し悩んだけど、ゴージャスは普段よく使われる「ぜいたく、華やか」で、華やかな生活。

この‘‘華やかな生活‘‘が今回の曲における目指すべきゴールじゃないかなと思う。

じゃあこの‘‘華やかな生活‘‘って?

曲の主人公には好きな人がいる。でも好きな人は子供じみた自分よりも大人の男の方が良い。それなら自分が大人の男になって、君と結ばれて素敵な毎日にしようじゃないか。これがゴージャスlifeつまり華やかな生活。

 

朝も昼も夜もぎゅっと 抱きしめていたいハイテンション

空が回り始めているみたい シュールさ! 

 ハイテンションは高電圧の電流を流す電線や、同タイトルのホラー映画があるけど、普段一般的に使われる。気分が高揚した状態。

ここも主語が欠落しているように思われる。

‘‘朝も昼も夜もぎゅっと(君を)抱きしめていたい‘‘

この方がしっくりくる。

空が回り始めているみたいという歌詞はなんとも現実的ではない表現。

じゃあどういう意味なのか。

これは直前の「朝も昼も夜も」のことを表現しているのではないか。

朝も昼も夜も君をぎゅっと抱きしめていたい。四六時中抱きしめて朝昼夜がどんどん移り変わる、つまり空が回っているように見えてくる。

マンガなどの古典的方法で、朝昼夜が円を描くように変わる技法に似せた言葉の選び方のような気がする。

シュールは日常生活でもよく使われているが、「非現実的な」など、現実を超越しているなどの意味。

それにしても歌詞にシュールなんて言葉が入るのってなかなか珍しいと思う。ここらへんにセクゾのトンチキっぷりが伺える。

君を抱きしめるのが嬉しくて、朝も昼も分からなくなるくらい時間を忘れて、空が回るように見えて現実じゃないみたい!

そんな気持ちが込められているのかもしれない。

余談だけど、ここの菊池くんの歌い方めっちゃ好き。

 

そうさEasy come,Easy go,Easy love! さあ 君もおいで

シュルシュル シャカシャカ  キラキラ ユラメク 花火のようだね!

 そもそもタイトルにもある‘‘Easy come!Easy go!Easy love!ってどんな意味なんだろう。

easyには「容易な、かんたんな」など様々な意味があるが、その中に「気楽な」がある。

「気楽に来てよ、気楽に行こうよ、気楽に愛しちゃおう」

曲の全体的な雰囲気にこのフレーズはとても合っている気がする。

そして‘‘君もおいで‘‘と続く。

この曲の主人公である彼が、そんなに深く考えずに君も思うままに愛してくれると嬉しいななんて考えているのかもしれない。

その次にはなんと突然くる擬音語パレード。初めて聞いた時にはさすがに驚いた。

擬音語の後にすぐ‘‘花火のようだね‘‘とあるから、花火の音じゃないかと考えられる。

シュルシュル→花火が打ち上げられてっぺんに到達するまでの音。

シャカシャカ→一番の大きい音が鳴った直後に聞こえる火薬の破裂音。

キラキラ→燃え上がる火薬つまり花火の姿。

擬音語は分かったとして、何が花火のようなんだろう。

色々と考えてみたけど、やっぱり曲の一番のテーマである「恋」なんじゃないかと思う。

上がることもあるし、下がることもあるし、でも頂上では光る花を咲かす。

そんな花火を恋に例えているのではと考えたい。

 

光る cherry pie,apple pie,lemon pie 初めての恋さ

パクパクサクサクドキドキ 食べちゃえ!最初のキスだよ! 

 光るは直後にフルーツパイがきているところから、つや出しされているパイを光っていることを指している。

そこから、光り輝いて見える大好きな彼女のことを指しているのではないだろうか。

残念ながら私はアップルパイしか食べたことないけど、チェリーは甘酸っぱく、レモンは酸っぱい。そして甘いリンゴ。甘くて、甘酸っぱくて、酸っぱい。これはまさに初めての恋。

そしてまたもや擬音語のパレード。

パクパク→食べる際に使われる音。

サクサク→パイ生地を食べる時の食感を表す音。

ドキドキ→緊張などで心臓の心拍数がより大きく聞こえることを表す。

ドキドキに関しては初めての恋の最初のキスに多少の緊張が入っていることを表現しているのかもしれない。

そして最初のキスだよの前に‘‘食べちゃえ!‘‘とある。(何を)食べるのか。きっとキスではないだろうか。

甘くて、甘酸っぱくて、酸っぱい。フルーツパイみたいな最初のキス。

最初の恋っていう、どこか尊いなんて感情もあるかもしれないけど、せっかくなんだからと味わってしまいたいのかもしれない。

 

 

 

 

 

1番の歌詞を見てなんだかんだ可愛らしい初恋だなと感じた。

こんなにかわいい恋をしたことがないから、想像は出来ないけど、主人公である男の子はかなり必死なんだなーというイメージ。

こんなに恋を楽しんで必死になれる男の子も珍しいなぁと思いながら文字を打っていたけど、こんな歌詞はSexy Zoneだからこそ何も考えずとも耳に入るのかもしれないなと考えていた。

 

2番以降の歌詞の考察もしようと思ったけど、結構1番の歌詞も出てくるしだから、反応があるか気が向いたら書いてみようと思います。

あ、でもこのエントリーのタイトル2番以降の歌詞を見て決めたタイトルだからいずれ書かないとだ(笑)

 

最後になったけどSexy ZoneのみなさんVS嵐出演おめでとう~!!

あと中島さん入所丸8年!クレイジーで優しくてブルーアイズホワイトドラゴンが恋人でファンを大事にしてくれる中島さんにとって、これからも後悔のないようにアイドルをやっていけたら幸いです。