よどみに浮かぶ泡沫はかつ消えかつ結びて
自分の脳みその性質上1分前に考えていたことを放り投げて別のことを考えてしまうというのが日常茶飯事。
だいたいはtwitterに残しておいてあるけど、今回はもう少し考えを深めていこうと思ったものをいくつか残しておく。
- 嵐ファンについての疑問
嵐ファンのネットワークって当グループ以外の情報が結構シャットアウトされている印象がある気がするし、2月27日分放送の嵐にしやがれの「次週、大野主演ドラマの後輩役の発表!」の次回予告放送直後に一部のファンが誰かを予想して盛り上がって、トレンド入りするくらいだったけど、そのツイートをしていた人に嵐ファンってあまりいなかった気がする。
これだけ考えると、嵐ファンって決してジャニオタではないんだろうなぁ。となるけど、でも待てよ。
この前のMステで嵐とTOKIOの共演は結構盛り上がっていた印象がある。
そういえば何年か前にSMAPと同番組で共演した時に盛り上がっていた印象あるなぁ。
この違いってなんだろう。
人様のツイートで、「ジャニオタじゃなくて嵐が好きなだけ」なんてものを見た記憶もある。
でもジャニオタじゃないなら、どうして他グループとの共演(特に先輩グループか?)は盛り上がるんだろう。
- アンチの考え方というか心情
twitterを見てるとたまに「この人は好きだけど、同じグループにいるこの人は嫌い」みたいなツイートをよくする人を見る。
誰を好きになろうが、嫌いになろうが、個人の自由だと思ってるし咎めるつもりも文句を言うつもりもない。
ただ、同じ人と嫌いな人が同じ画面に入った時にどのような心境で見てるんだろうってことが気になった。
- ビジネスシンメって結局なに?
友人が「ふまけんはビジネスではないと思う」と言っていたのを聞いたのはいいけど、ネット見てたら「ふまけんはビジネスだなと思う」ってのを見た。
さらに言うと、「じぐいわはビジネスだと思う」ってツイートを見た後に「じぐいわはビジネスじゃない」ってツイートを見た。
あるシンメをビジネスかどうか判断するのは個人の自由だと思うけど、「結局のところビジネスシンメってなに?」
他にもあるかもだけど、だいたいこんなかんじ。
あと、分かったことといえば、「岸くんって愛しやすい人だと思うけど、一度愛し始めたら沼が底なしに深そう」ってこと。
メロディラインに乗せる弱々しさ~散りばめられた過去を取り戻そうとする弱さ~
せっかく4年に1度の日だから、記事を残しておく。
welcome to sexy zoneを購入しました。
外れ曲が無くて、introductionから最後の曲まで、まるで一つの劇場に迷い込んで上演されるミュージカルを見るような感覚で聞いてます。
キラキラアイドルのイメージを持っている彼らの普段の色は、きっと何物にも染まらない白だろうけど、今回のアルバムはその白が様々な色に染まっているような。
それくらいバラエティに富んだ曲たちだなぁと。
ざっくりいうと、とっても良いアルバムです。
ということで、みなさんぜひ買ってみてください!(ステマ)
Welcome to Sexy Zone(初回生産限定デラックス盤)(DVD付)
- アーティスト: Sexy Zone
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2016/02/24
- メディア: CD
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ここからが本題。
自担*1のソロを聞いて思った。
「とっても女々しい」
聞く前はてっきりFake*2みたいな曲かなと思いながら、蓋を開けてみたら……。
rouge*3と似てると一瞬思ったけど、何と言うかrougeよりも女々しい。
かと言って、Hello*4でもなければ、20-Tw/Nty-*5のように優しさをたくさん含んだようなものでもない。
正直、一応グループ内でワイルド担当の彼がこんな弱々しい心情を表すような歌詞を書くとは思ってなかった。
でもこの曲が気に入ってしまった。
楽曲の繊細さはもちろんだけど、やはり全体的な女々しさがとてもツボだった。
ジャニーズが歌う女々しい曲が結構好きだったりする。
普段キラキラとして、かっこいいところしか地上波の電波に流さないのに、円盤では弱い部分を曝け出して曲としてメロディにそれを乗せて完成される女々しい曲は、普段はまず見れないだろう姿を見れてる気がして、秘密を知ったみたいで楽しい。
といことで、今回は個人的に好きな、ジャニーズが歌う女々しい曲の女々しさを紹介できたら。なんて主旨で記事を書く。
女々しいなと思う曲は、いくつかのポイントがある。
- 過去に縛られていたり、振り返ったりしている
- 曲の全体的な色のイメージが、セピアだったり青色を始めとする寒色
- 別れた相手のことをまだ思っているor別れてはいないけど相手との考えが一致しない
- 別れてるor別れそう
他の要素も入っていたりするけれど、共通した主なイメージはだいたいこんな。
1.は言葉通りの意味。例えば、タイトルから女々しさを感じ取れる「女々しくて」は、間接的ではあるかもしれないけど、過去を振り返っていることを匂わせる歌詞がある。
そもそも女々しいの意味は、「いくじがない、思い切りがない」などで、過去を断ち切れないという行為は「思い切りがない」に該当してしまう。
だからこそ、曲中の過去を振り返っている行為が女々しいなんてイメージがつきやすいと思う。
2.は超個人的独断。今まで聴いてきたジャニーズソングの女々しいと思う曲は全体的に、セピア色に染められた過去を振り返って勝手に感傷に浸ったりしてるイメージ。
それと、悲しいという感情に色を付けるとしたら結構な割合で「青色」を思い浮かべる人が多い気がする。自分もそう。
別れの曲によく出てくる「雨」なんかも、色を付けるとしたら「青色」を思い浮かべる人が多いと思う。
あまり「白」や「ピンク」なんて色は、女々しい曲のイメージに当てはまることはない。
3.別れても「自分の何がいけなかったの?」という自分の過去を省みる感情の他に、「あなたはどうしているの?」などの相手を心配する思い。
加えて「本当はまだ愛しているよ」なんてすっきりしない胸中も語ったりしている。
それか、「間違えたことをしてたなら今ならやり直す」などの必死に縋る気持ちや、「同じ物を見ているはずなのにどうして君と見え方が違うんだろう?」なんていう相手との考えや価値感との相違。
言ってしまえば、一方的に相手のことを思っていることを歌詞に散りばめられている。
これはジャニーズソングだけでなく、他のアーティストの曲でも結構見る気がするから、女々しい曲の共通したイメージだと思う。
4.やっぱり共通したイメージで一番多いと思われる。別れないと「行かないで」とか言えないもんね。ラブラブなカップルがそんなこと言うわけないもんね。
これらのポイントを踏まえた上で、女々しいと独断した曲のどこら辺がそうなのかを考えてみる。
- But...(菊池風磨)
冒頭でも言った曲。
電子音(多分シンセサイザだと思う)が、よく出てきて小綺麗な印象をイントロでは持ったけど、最初の歌詞から女々しさ全開だった。
One night
引き金すらも
気付かず引いていた
one nightはそのまま「ある日の夜」の意味。ここでいうある日は、すぐ後に出る「引き金すらも 気付かず引いていた」から過去にあったある夜という一つの点を指している。
その次の英語詞で、「ごめんねって言えてたら」なんて歌詞が出てくるあたり、「ある日の夜」の一点にとても執着してることが窺える。
だったらごめんねって言えば良かったのに。なんてツッコミはきっとNG
次に色について。
イントロから流れるシンセサイザの音がパステルカラーを連想させるような気もするけど、歌詞の冒頭から夜って出てくるから黒なんてことも思う。
うーん、でも完全な黒ではない気もする。というか、楽曲的に黒は似合わない。
曲中にこんな歌詞がある。
Maybe 名もなき感情の色は
混ざり合い濁って
oh... no...
I`m missing you
感情の色が濁ったことを歌っている部分がある。
ここで濁った色つまり濁色について調べてみると、意義としては「ある色相の純色*6に白または黒を加えた色」なんて書かれていた。
なるほどなと思った。
正直に言うと、この曲にはっきりとした色をイメージすることは難しい気がする。
ある人は黒を思い浮かべるかもしれないし、もしかしたら今後行われるコンサート*7の衣装の色でイメージを付ける人だってきっといる。
多分、この曲は形容し難い色を持った曲なんだと思う。
聞いただけでは歌詞の通り様々な感情が混じり合った色。
これからのツアーで菊池くんが自ら色をつけていくんじゃないかな。そんな気がする。
私たち聴き手側がイメージしている色と、菊池くんがこれから見せようとしている色。これらが混じり合った色。
それが、「名もなき感情の色」の一つの指標だと思う。
ということで、はっきりとしたイメージは今のところは付けられない。
個人的には、セピア色か、cadetblue という青っぽい色(#5f9ea0)なのかなとは考えている。
次に、相手に関しての思い。
この曲は、別れたじゃなくて、別れる前のことを歌っている。
それが分かる歌詞はこちら。
Baby 抱きしめていても
唇を重ねても
oh...Why?
本当のあなたはどこ?
さらに2番を見るとこんな歌詞が。
Baby すぐ隣にいるのに
こんなにも遠くて
oh...Why?
もう触れられない?
これらから物理的距離は近いことが分かるし、まだ別れてはいないってことが分かる。
加えて、相手との価値感の相違を表しているような歌詞もある。
あなたから見る空はそう?hazy?
hazyとはかすんでるなどの意味。ここの歌詞は疑問符を2つも使っている。
相手が見る世界が全く分からないことを意味しているんじゃないかと思う。
好きであるはずの人が見る空の色さえも、どんな色をしているのか分からない。
もう垂直にはならない2人の思い。
この一行はこれを最もよく表している。
他にも、「あなた以外いらない」などの相手のことを一方的に想っている詞が、散りばめられている。
最後に、別れそうだよね、この曲。
歌詞全体的に後悔とか、「ごめんねって言えたら良いのに」って言ってるのにちゃんと言えてないし、あぁもう元に戻ることはできないんだぁっていうのをひしひしと感じ取れる。
楽曲が綺麗だからこそ、感情の弱さがよく分かる曲だなと感じる。
「ごめんね」とか「さびしいよ」が、綺麗な楽曲に合わせることによってより儚く聴こえるし、多分それを狙ってるんだろうなぁ。
すごく儚くて、少し我儘で綺麗な曲。音源を聞いたイメージはこれ。
これを彼がどのように演じて色を付けていくのか、楽しみ。
女々しさ全開で歌うのかなぁ。女々しい菊池くん…よい。
- Firefly(嵐)
2007年発売のアルバムTimeに収録されている曲。
個人的にすごく好きな曲で、あのアラフェスに2年連続投票した記憶がある。
ライブで歌いにくいんだろうなぁっていうのはあるとは思うけど、それにしても未だに映像化されていない。多分これからも機会が無い気がする。
fireflyが映像化されない世の中なんて……。
重々しいメロディからのこれまた暗い歌詞。
ただの暗い曲かと思いきや、歌詞のいたるところに女々しさがある。(ように感じる)
優しい日々がここにあった部屋の隅々にあなたが笑い眠ってる
特に過去を振り返っているなと思った歌詞。
「あなた」は確かに眠っているだろうけど、ここにあった部屋の中だから、もちろん過去の綺麗な思い出。
色に関しては、信号やホタルなどの光=明るい色を表すような言葉も出てくるけど、雨と涙などからやっぱり青色じゃないかと思う。
雨や涙に関しても様々な色のイメージはあると思うけど、少なくとも多くの人が水色から青色の系統を思い浮かべるのではないか。
それともう一つ思い浮かんだ色は黒。曲のタイトルはfireflyつまりはホタル。
だけど、ここではホタルの発する明るさじゃなくてホタルの淡い光が輝く暗闇のことを指しているんじゃないかなと個人的に考えた。
黒と青、先述したイメージと合致する。
相手に関しての思いも、この曲はストレートに表現している。
Rain firefly 手を離そう 心から愛していたよ
「愛していたよ」って過去形だけど。
それでもわざわざ歌詞にしちゃうあたり女々しいなぁなんて。
「本当のこと言っちゃうと絶対まだ引きずってるでしょ!?」って言いたくなる。
この曲は、多分別れていると思う。
どうして多分なのかという理由は、「手を離そう 心から愛していたよ」という歌詞が1番に止まらず2番でも、さらにはラストサビでも出てきているから。
とはいえ、ラップ詞が別れたことを連想させるから多分別れている。
それとそのあとの歌詞でも、別れたことが過ぎ去った過去としていることを匂わせ様な部分がある。
いくつもの追憶があるから
ここにはあるから動けない
信号が今変わってゆく
当たり前のことだけど、赤が止まれ・黄色が注意・青が進め。
何色とははっきりと言っていないけど、その前に「その場で止まってしまっている」と言ってるような歌詞。
そのあとに来てるから今まで赤色だった信号が青色になったことが予想しやすい。
先に進めまないといけないのに、その場に立ち止まったまま。でも信号が青に変わってしまった。どんなに後ろ髪を引かれようとも進まなくてはいけない。
そんなようなことを言ってるのかもしれない。
ざっくりまとめると、思い切って別れたはいいがなかなか新たな一歩が踏み出せない。
そんな曲なのかなと思いました。
それにしてもなかなか踏ん切りがつかないなぁと改めて歌詞を見て感じた。
嵐も普段こんなに女々しい曲を歌うイメージ無いから(でも今回の新曲って女々しいか)意外性があって聞くのが楽しい。
友人も結構好きだったりするから一定数の支持はあるんだろうけど、なかなか映像化されない。なぜだ。
アラフェスのイントロクイズで、大野さんがこの曲のメインボーカルなのに分からなかたという話を聞いて、さらに希望を持てなくなってるけど、それでも見たい。
もし映像化したらDVD買うんで!!
fireflyとLai-Lai-Laiは円盤の映像として出してほしい。
- can`t let you go(櫻井翔)
他にも候補はあったけどせっかくならあまり世間に知られていない(とはいえ、最低でもFCに加入している180万ほどのファンは知っているはず)曲にしようかなと。
ファンはご存知、2007年発売のTimeの初回版に収録されている(たしか初回版だけだった気がする)ソロ曲。
正直嵐5人の中でソロ曲の振り幅が一番大きいのはこの人なんじゃないかなと思っている。(もっとも最近は固定してきてる気がする。最近の曲知らないけど)
これからの未来を思い描く曲を歌ったと思いきや、全身を赤に包んでげっだーん!なんて歌ったり。(映像を見た時は結構衝撃的だった)
他の4人に比べると、多種多様なバリエーションな気がする。
そんな彼が同アルバムタイトルのツアーで、歌った曲。
すごく女々しいと思った。
もう少し あと少し
君と聴いたあの歌を
今はまだ胸の中抱きしめていたいのさ
彼女と聴いていたであろう歌に縋っている。
もう少し あと少し
きれいに君を忘れて
新しい僕に生まれ変われるはずなのに
順番が前後したけど、どちらの歌詞も過去に執着して「忘れられない/忘れたくない」って気持ちが感じ取れる。
次に色のイメージ。
この曲は、青とかの寒色よりかは、「甘い」・「愛しい」などの柔らかい言葉があるせいか柔らかい色の方がイメージしやすい気がする。
加えて後半の方に出てくるフルートの音が効果的。
(単に自分がフルートやってるからかもしれないけど)
どちらかというと、柔らかなセピア色ってイメージを持ちやすい。
柔らかいけど、決して目が覚めるような明るさは持っていなくて、少しだけ切なくなるような色。
セピアが持つ、過去を思い出してしまうような雰囲気が、まだ新しい自分になれないなんて歌詞にぴったりじゃないか。
can`t let you goはそのままの英訳だと「まだ行かせられない」。
でもこれはよく使われる歌い文句らしく、それによると「離さない」とかの意味もあるそう。
タイトルから未練たらたらなことがよく分かる。
忘れるんじゃないのか。
他にも「離さないで」なんて歌詞も印象的。
相手に一方的な矢印が向いてしまっていることがよく分かるフレーズだなと思う。
最後に、別れてるか・別れそうか。
歌詞はどちらとも読み取れるような内容が散りばめられているけど、多分もう既に別れている。
ラップ詞の部分は過去を振り返ってるのかななんて。
あまりの過去の振り返りっぷりに、今と過去が混ざってしまっている。
そんなイメージを、並べられた歌詞を見ると感じる。
雰囲気はBut...と似てるのかななんて印象を久しぶりに聴いてみて感じた。
色々と相違点はあるけれど。
全体的に別れを歌っているけど、決して冷たくはない曲な気がする。
これは楽曲の効果が大きい気がする。
あと一つおもしろいことに気付いて、歌詞に出てくる数詞が全部「1」だった。
これは、一人になってしまったなどの意味はもちろんだけど、「もう少し」をテーマとしたという曲のコンセプトの暗喩なのかなと。
「もう少し、思い出に縋っていたい」・「もう少し、一人にはなりたくない」・「もう少しで言いたいことを言えたのに」
これらの感情を「1」という数字に込めて歌詞の部分部分に散りばめたとしたらおもしろいかもしれない。
多分それはないだろうけど。
とりあえず、今回はここまで!楽しかった!
自分の曲に対するイメージも整理できてよかった。
共通点も書いていくうちに「そういえばこんな要素もあるな」と、新たな発見があるのも楽しかった。
先述した女々しいと思う曲のイメージは独断で選んだものなので、皆さんもぜひ共通点などを探してみたら楽しいのではないかなと思います。
ちなみに「雨のMelody」もとっても女々しいと思っている。
さすがキンキさん……女々しい曲歌わせたら事務所で右に出る者無しだと思う。
ペアリング捨てずに今まで取っていたんかい…。しかも海に捨てるとかよりは見つけ出せちゃいそうな森の奥に捨てるとか……。
相手のこと忘れられないんだね、女々しい…。なんていつも考えてる。
あと最近はえびさんの「砂のグラス」も気になってるので、共通点見つけだせたらなんて考えている。
とりあえず、Welcome to Sexy Zoneぜひ買ってください!!
薔薇の呪いを背負ってほしい人を選んでみた
セクシーローズは関係ない。
少しだけ買い溜めていた小説や漫画を少しずつ消化中な現在。
レムルローズの魔女という漫画を読みました。
表紙絵がストライクで衝動買い。(結構高い)
紙質がいいのと、1冊完結(一応)なので、後悔は無い。
ストーリーも良くて、絵も綺麗なので気になる人はぜひ読んでみてください。
kindle版もあるっぽし、そっちの方が若干安くなってます。
youtubeにサントラの音源もあって、楽曲もいいので気になったら聞いてみてください。
レムルローズの魔女 「緋色の薔薇」 歌詞付 - YouTube
ストーリーはざっくり言うと、
魔女を殺すことのできる銀の剣をひょんなことから見つけてしまった主人公は、首筋に薔薇の刻印が記され7日後に魔女に殺されるという呪いにかかる。しかし、魔女は100年前に死んだ少女の体を乗っ取っており、少女にも人格がある。そして最後には……。
なんていう話。
そして読み終わって思った。
「ジャニーズにも薔薇の呪い背負ってほしい!」
薔薇の刻印は左の首筋の分かりやすいところにあるのですが、見目が麗しい人についたらすごく似合うと思う。
そんな邪な感情しかない妄想です。
勝手に選出してみました。
- 佐藤勝利くん
真っ先に出てきた。顔が整い過ぎてる人にはついつい可哀そうな目を合わせてしまいたくなる。
でも実際、自分のやりたいことを殺しながら周りの言うことを聞いたり、自分の身が危ないと言えども自分に優しくしてくれた子を殺すことなんてできない。なんてところは、勝利くんに似てるんじゃないかなと。
主人公が薔薇園ではしゃぐシーンがあるけど、勝利くんが薔薇園にいても全然見劣らないと思う。
むしろ薔薇の方が引き立て役。
タイトルからそうだけど、たくさんのカットの中に薔薇が散りばめられているけど、勝利くんならいくら薔薇が散りばめられようが絵になる。
美しいは時折罪にもなるのである。
うわー!銀の剣を突きたてようとしたけど、「やっぱりできない」って項垂れる勝利くん見たいー!!(もはや欲望)
私がアンダルシア*1だったら、あんな綺麗な男の子殺したくないから自ら身を投げ出す所存。
「君から魔女を炙り出してやる」
「僕は君の騎士になる」
「そして君には… 僕にそう思わせた責任がある」
言われたい!勝利くんに言われたい!
いま思い出したけど、勝利くんカウコンでアンダルシアに憧れて踊ってる。
運命かな……?
- 中島裕翔くん
彼はまず銀の剣が驚くほど似合うと思う。
見たい、銀の剣を振り回す騎士中島裕翔見たい。
自分の求める未来だったり、親からの愛情を主人公は結局得ることができないところが、欲しいだろう物をなかなか手に入れることはできなさそうな裕翔くんと重なる気がする。
主人公は元々貴族の家系生まれだけど、裕翔くんが貴族の家系生まれなんて設定が付けられても何の違和感も感じない。
むしろ「やっぱり裕翔くんって貴族の家系なんだね」って納得する。
劇中に主人公がピアノを弾くシーンがあって、それをやってほしい。
いやいや、彼はドラムだろうというツッコミはなしで。
終盤でヒロイン*2をお姫様だっこしながら主人公が、「いいさ 僕だけの 薔薇を手に入れた」なんてシーンがある。
言われたい!お姫様抱っこされながらそんなこと言われたい!
ケンティーが言いそうとか思ったけど、その考えは忘れることにした。
勝利くんのところでも薔薇が引き立て役云々言ってたけど、裕翔くんも彫刻のような美しさがあるから薔薇に囲まれても絶対に埋もれない自信がある。
彼の頭上に薔薇の花弁を散らしたい衝動に駆られる。
- 小瀧望くん
自分でも驚いたけど、主人公はなんだかんだ一人になりたくないっていうところが、彼の末っ子キャラなところと被った。
劇中で独りきりになりたくないから、アンダルシアと共に死ぬっていう道を最終的に選んだところも、小瀧くんならその選択肢を出しそうだなぁと。
パッと見、主人公は呪いを解く為に一人で家を出たけど、結局ヒロインと共に生活してるところを見ると。本能的に「一人になりたくない」って思ってそう。
そこら辺のまだ少し大人になれないところは、結構被る気がする。
ヒロインについて結構ヘビーな真実やら過去を聞かされるシーンがあるけど、個人的にそれらを聞いた小瀧くんがどんな反応をするのかを見たい。
絶望するのか、絶句するのか、途中から耳を塞いでしまうか。
色々と想像出来るけど、そんな彼を愛したい。
全体的にまだ大人になりきれてない主人公の内面的なものは多少なりとも似てる。
あと、なんだかんだ首筋の薔薇の刻印が似合いそうというか、似合う。断言する。
劇中で、猫と戯れたりするシーンがあるけど、とっても猫と戯れてほしい。
かわいいだろうなぁ。その様子を眺めていたい。
ここまで書いて思ったけど、ヒロインのお兄ちゃん*3にビジュアル的な意味で似てる…?
ここまで個人的な考察やら願望やらをつらつらと書きましたが、
皆さんぜひ好きな人の首筋に薔薇の刻印があるのを想像して、お姫様だっこされたりするのを想像してみてくださいってお話です。
自担が薔薇園にいるだけで胸熱だと思います。ぜひとも想像してください。
書いてる途中で、序盤少しだけ読めるページを見つけたので、興味があったらぜひ。
レムルローズの魔女の最新刊コミック/無料立ち読み/漫画 - アニメイトブックストア
まだ読めてない漫画、巷で有名な吸血鬼漫画「終わりのセラフ」も手を付けてないのでこれから少しずつ読みます。楽しみー!!
海の向こうのあなたへ
今回はジャニーズの話ではない。
私には好きな人がいる。
好きっていっても、恋愛的な意味じゃないし、その人は既婚者で奥さんもいるし、子供もいる。
ジャニーズのタレントに対する好きとかそういうのと多分同じ。
でも彼はアイドルとは全く違うベクトルの人だし、ビジュアルも万人がかっこいいというものでもないと思う。
好きになったきっかけも「とりあえず誰かを好きになろう」なんてミーハーみたいなものだった。
でも、彼の笑顔だったり、人間性だったり、言葉だったり。
見ているうちに彼の全てを愛するようになっていた。
彼が笑えば私だって嬉しいし、悔しければ私も悔しかった。
そんな彼が、夢を追って海を渡った。
夢を追いたいと言った彼の言葉を聞いた時は泣いた。
(いつだか河合さんが風呂で泣くと温度が分からなくなるって言ってたけど、あながち間違っていない)
それから1週間くらいは、急にぶわっと泣きだしたり、とことん悲しみに暮れていた。
大好きな人が海を渡ってしまう。いつ帰って来るか分からない。
そう考えるだけで、絶望感に駆られた。
海を渡るころには、素直に「おめでとう」と言うことができたけど、
その後の彼の情報にはどうしても目を背けたくなっている自分がいた。
こんなにも好きなはずなのに。
そんななか数日前、たまたま彼の様子を放送する番組を見た。
なぜかその時は見てみようという気持ちになったからだ。
新天地にいる彼は、少しだけ日焼けていて、「あぁ、実は色白なのになぁ。もったいない」なんてことを考えていた。
そこで、彼は日本人からインタビューされる場面があった。
詳しくは言えないけど、内容はこんな感じ。
「こっち(新天地)の文化では称賛されることだけど、日本ではあまり称賛されないようなことをやるか?」
この質問に彼は「やる」と答えていた。
絶望した。
あぁ、彼はもう変わってしまっている。こうして私の知っている彼は少しずついなくなっていくんだ。
大事にしていた日本にいたころの彼を思うがあまりこんなことを考えていた。
でも、すぐに考えは改まった。
彼の回答には「仲間のためなら」という言葉がついていた。
仲間思いな彼らしいなと思った。
そうだ、彼は彼だ。これからも少しずつ変わっていくけど、自分の信念は曲げない彼のことをきっと私はまた好きになっていくんだ。
仲間のためなら今までの概念を捨ててでもという彼は相変わらず私の大好きな彼で。
でも、少し変わってしまって。
そんな彼でも彼だし、それが私の大好きな彼だ。
仲間のためならと言う彼が急に愛おしくなった。
きっとこれからも日に焼けるし、あっちの食べ物食べて太るだろうし、外国語だってそこそこに話せるかもしれない。
それでも、根本的なものは変わらないし、また少しずつ変わっていく部分も全て彼を構成するものだ。
これからも変わらずに愛したい。
とりあえずまずは、きっと泣いてしまうと思って見れなかった、彼の様子が流される未視聴の録画から見ていこう。
念のため、その時の呟きを載せておく。
めっちゃ私情なんだけど(だいたいいつも私情しか呟いてない)、大好きな人(著名人)が夢を叶えるために今年から新天地に移って、たまたまその様子を見る機会があった。
— 椛 (@tearainss11) 2016, 2月 21
そこで、仲間のためなら今までの常識では少し考えられないようなこともやるか?という質問にやると答えている姿があった。
贔屓目なしに、彼は人間としても良くできていて優しくて。でも、そんな彼が日本では考えられないようなことを仲間のためならという言葉で、今までの考えを破ろうとしていた。「あぁ、変わってしまった」と少し絶望したけど、変わっていく彼を応援したいとも思った。
— 椛 (@tearainss11) 2016, 2月 21
仲間のためならと、それだけで今までの考えを変えようとする彼が私の好きな彼なのだと思ったら、急に愛おしくなった。
— 椛 (@tearainss11) 2016, 2月 21
無理はしないでね、応援してるよ。
ルートもピストルの合図のタイミングも違えど
2月5日付けの、WiNK UPを買った。
ハンマーみたいなの持ってるかっこいい上田くんが表紙のやつ。
690円と少し高いなと思ったけど、まぁ、しょうがない。
なぜ高いと思いながらも買ったのか。
伊野尾さんと大ちゃんとはっしーくんの3人の対談があると聞いたからだ。
3人は2007年の夏頃まで、J.J.Expressに入っていた。(このブログ見てる人はだいたい知ってるとは思うけど)
グループはHay!Say!JUMPの結成に伴って、事実上の解散。
はっしーくんは、翌年の夏に別のグループへ所属することとなった。
それが今のHay!Say!JUMPにいる伊野尾さん・大ちゃん。
それと、A.B.C-Zにいるはっしーくんである。
その3人が約9年ぶりに雑誌の同じページに写る。
これは買わねばと思い、購入時に値段も見ずに買った。
(でもやっぱ高い気がする)
今の3人が写ったショットを見た最初の感想は、「みんな髪色同じだな」だった。
若干違えど、見事に茶色で統一されてる。
(昔の写真を見たら3人とも黒髪で統一されてた。まぁ、学生だったしね)
右に伊野尾さん、真ん中に大ちゃん、左にはっしーくん。
当時と同じポーズで枠に収まる3人。隣には小さく昔の写真。
変わったなと思った。
ビジュアルが大人っぽくなったのはもちろんだけど、目に見えない‘‘何か‘‘も変わっているのを見て感じた気がする。
この前、テレビを見ていたら、はっしーくんが自分がジャンプに入れなかった時のことを話していた。
急に発表された新グループ。次々に呼ばれていく同僚の名前。
自分も呼ばれると信じていた少年の名前は、呼ばれなかった。
選ばれなかった理由も聞かず、幼心に芽生えた感情はどれほど複雑だったか。
「上の人を怒らせよう!」と、共に染髪をしてピアスの穴を開けてくれた彼の友達には頭が上がらない。
もしいなかったら、どこにやるせない気持ちをぶつけられただろう。
もしかしたらと、想像出来うる悪い方向にことが進んだ可能性だってあるのだ。
今はもう笑い話にしているけど、きっと当時は怒りたくて、悔しくて、泣きたくて、でも心のどこかで、ついさっきまで同じステージに同じグループとして立っていた仲間を祝いたい。
当時まだ細かった背中に受け止める感情としては、重すぎた。
伊野尾さんや、大ちゃんもためらいはあったに違いない。
かわいい後輩を置いて、自分たちだけ。なんて感情が無かったわけがない。
周りにいる仲間たちと、頂点を目指そうと考えたこともあるはず。
夏の終わり、いつの日か、少年たちが夢見た頂点への道は、思わぬ形で彼らの歩む道を変えてしまったのだ。
その翌年に、はっしーくんはA.B.C-Zのメンバーに選ばれた。
グループの顔となる、センターという0番を背負って。
伊野尾さんと大ちゃんがCDを出していく中で、グループのセンターとして立つ中で、
彼は何を考えたのだろうか。
「あの時、自分には何が足りなかったのか」
「いま、自分には何が必要なのだろうか」
こんなことを考えたのは無きにしも非ずだったはずだ。
それでも、グループのセンターとして彼は立ち続けていた。
デビューしたとしても、伊野尾さんと大ちゃんだってそれに甘んじることはなかった。
伊野尾さんは大学生として、アイドルとの二足の草鞋を履き、大ちゃんは早い頃からドラマなどの仕事もこなした。
3人はそれぞれ自分にできることを、まだ幼いながら精一杯に頑張っていた。
そんな彼らが、今回数年ぶりに集まった。
出てくるのは、当時の鮮やかな思い出。
「あぁ、そんなこともあった」なんて笑い合う。
でも実は、それはなかなか叶わないことだ。
入社歴が長ければ、それに比例して嫌な思い出だって出来る。
先述したように、昨日まで一緒にいたメンバーが次の日急に引き抜かれたりなど、あの事務所では避けて通れないことも必ずある。
昨日まで一緒にレッスンをしていた仲間が急にいなくなったり。
10代の頃から、受け止めるにしては重い現実を突き付けられて。
時が経ってから、雑誌で当時の思い出を語り合うなんてなかなかできない。
それが今回は叶ったのだ。
そして対談の最後の方には、互いにエールを送るようなやりとりがあった。
実際、ジャンプがデビューした後、A.B.C-Zがデビューするまでは約4年5カ月。
スタートしたタイミングは全く違うし、歩んできた道だって違うはず。
それでも、これは幼い頃に言っていた夢を今叶えようとしている一つの形じゃないだろうか。
辛かった記憶も今は笑い話にできる。
一つの幸せじゃないだろうか。
これからも辛いことはあるだろうけど、共に頑張る仲間がいることを忘れずに。
そしてこれからも、彼らを応援していきたい。
遅くなりましたが、神山くん舞台出演おめでとうございます。
主演生田斗真さんとか、脚本クドカンとか、見るだけでそうそうたる面子の中に名前があって、「嬉しい」より先に圧倒されてたけど、すぐに心から「おめでとう」と思えました。
好きになって日が浅いけど、こんなに「嬉しい」って思えるんだから神山くんは罪な男だなと思いました(笑)
まだ行けるかなんて未定だけど、応援させていただきます。
でも、無理はしないでね。