ルートもピストルの合図のタイミングも違えど
2月5日付けの、WiNK UPを買った。
ハンマーみたいなの持ってるかっこいい上田くんが表紙のやつ。
690円と少し高いなと思ったけど、まぁ、しょうがない。
なぜ高いと思いながらも買ったのか。
伊野尾さんと大ちゃんとはっしーくんの3人の対談があると聞いたからだ。
3人は2007年の夏頃まで、J.J.Expressに入っていた。(このブログ見てる人はだいたい知ってるとは思うけど)
グループはHay!Say!JUMPの結成に伴って、事実上の解散。
はっしーくんは、翌年の夏に別のグループへ所属することとなった。
それが今のHay!Say!JUMPにいる伊野尾さん・大ちゃん。
それと、A.B.C-Zにいるはっしーくんである。
その3人が約9年ぶりに雑誌の同じページに写る。
これは買わねばと思い、購入時に値段も見ずに買った。
(でもやっぱ高い気がする)
今の3人が写ったショットを見た最初の感想は、「みんな髪色同じだな」だった。
若干違えど、見事に茶色で統一されてる。
(昔の写真を見たら3人とも黒髪で統一されてた。まぁ、学生だったしね)
右に伊野尾さん、真ん中に大ちゃん、左にはっしーくん。
当時と同じポーズで枠に収まる3人。隣には小さく昔の写真。
変わったなと思った。
ビジュアルが大人っぽくなったのはもちろんだけど、目に見えない‘‘何か‘‘も変わっているのを見て感じた気がする。
この前、テレビを見ていたら、はっしーくんが自分がジャンプに入れなかった時のことを話していた。
急に発表された新グループ。次々に呼ばれていく同僚の名前。
自分も呼ばれると信じていた少年の名前は、呼ばれなかった。
選ばれなかった理由も聞かず、幼心に芽生えた感情はどれほど複雑だったか。
「上の人を怒らせよう!」と、共に染髪をしてピアスの穴を開けてくれた彼の友達には頭が上がらない。
もしいなかったら、どこにやるせない気持ちをぶつけられただろう。
もしかしたらと、想像出来うる悪い方向にことが進んだ可能性だってあるのだ。
今はもう笑い話にしているけど、きっと当時は怒りたくて、悔しくて、泣きたくて、でも心のどこかで、ついさっきまで同じステージに同じグループとして立っていた仲間を祝いたい。
当時まだ細かった背中に受け止める感情としては、重すぎた。
伊野尾さんや、大ちゃんもためらいはあったに違いない。
かわいい後輩を置いて、自分たちだけ。なんて感情が無かったわけがない。
周りにいる仲間たちと、頂点を目指そうと考えたこともあるはず。
夏の終わり、いつの日か、少年たちが夢見た頂点への道は、思わぬ形で彼らの歩む道を変えてしまったのだ。
その翌年に、はっしーくんはA.B.C-Zのメンバーに選ばれた。
グループの顔となる、センターという0番を背負って。
伊野尾さんと大ちゃんがCDを出していく中で、グループのセンターとして立つ中で、
彼は何を考えたのだろうか。
「あの時、自分には何が足りなかったのか」
「いま、自分には何が必要なのだろうか」
こんなことを考えたのは無きにしも非ずだったはずだ。
それでも、グループのセンターとして彼は立ち続けていた。
デビューしたとしても、伊野尾さんと大ちゃんだってそれに甘んじることはなかった。
伊野尾さんは大学生として、アイドルとの二足の草鞋を履き、大ちゃんは早い頃からドラマなどの仕事もこなした。
3人はそれぞれ自分にできることを、まだ幼いながら精一杯に頑張っていた。
そんな彼らが、今回数年ぶりに集まった。
出てくるのは、当時の鮮やかな思い出。
「あぁ、そんなこともあった」なんて笑い合う。
でも実は、それはなかなか叶わないことだ。
入社歴が長ければ、それに比例して嫌な思い出だって出来る。
先述したように、昨日まで一緒にいたメンバーが次の日急に引き抜かれたりなど、あの事務所では避けて通れないことも必ずある。
昨日まで一緒にレッスンをしていた仲間が急にいなくなったり。
10代の頃から、受け止めるにしては重い現実を突き付けられて。
時が経ってから、雑誌で当時の思い出を語り合うなんてなかなかできない。
それが今回は叶ったのだ。
そして対談の最後の方には、互いにエールを送るようなやりとりがあった。
実際、ジャンプがデビューした後、A.B.C-Zがデビューするまでは約4年5カ月。
スタートしたタイミングは全く違うし、歩んできた道だって違うはず。
それでも、これは幼い頃に言っていた夢を今叶えようとしている一つの形じゃないだろうか。
辛かった記憶も今は笑い話にできる。
一つの幸せじゃないだろうか。
これからも辛いことはあるだろうけど、共に頑張る仲間がいることを忘れずに。
そしてこれからも、彼らを応援していきたい。
遅くなりましたが、神山くん舞台出演おめでとうございます。
主演生田斗真さんとか、脚本クドカンとか、見るだけでそうそうたる面子の中に名前があって、「嬉しい」より先に圧倒されてたけど、すぐに心から「おめでとう」と思えました。
好きになって日が浅いけど、こんなに「嬉しい」って思えるんだから神山くんは罪な男だなと思いました(笑)
まだ行けるかなんて未定だけど、応援させていただきます。
でも、無理はしないでね。